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「正しい挨拶状」のススメ
正しい挨拶状って、どういうこと?
印刷屋さんで注文したはずの挨拶状でもヘンテコな印刷物が氾濫しています。
それはなぜでしょう?
実は印刷屋さんが「正しい挨拶状」を知らない場合が多いのです。
「間違った挨拶状」を手にした人が、それを手本として自分や会社の挨拶状を作るという魔の連鎖反応が永遠につづいているのです。(結構、大手企業にも多いものです。)
挨拶状の基本的な形の説明
拝啓?謹啓?
挨拶状で最初に目にする言葉です。
「謹んで申しあげます」という意味です
本来はこの言葉だけで1行を要しますが、紙面の制約上、行頭から始まり1文字あけてから時候の挨拶に移ります。
さて、拝啓と謹啓 どこがどう違うのでしょう?
一般的に言えば「拝啓」は、親しい友人、同僚などへ向けての言葉であり「謹啓」は、目上の人や、上司・先輩などへ向ける言葉です。
会社関係の挨拶状ならば、「謹啓」を使うべきでしょう。
時候のあいさつ



拝啓、謹啓、等の後に続く文章です。
挨拶状を出す月によって変わります。
代表的な言葉を下記に示します。
1月…厳寒の候、大寒の候、寒さ厳しき折から
2月…余寒の候、春寒の候、余寒なお厳しき折から
3月…早春の候、春陽の候、春暖の候
4月…陽春の候、仲春の候、春麗の候
5月…新緑の候、青葉の候、薫風の候
6月…初夏の候、向暑の候、向夏の候、
7月…盛夏の候、酷暑の候、炎暑の候、
8月…晩夏の候、残夏の候、立秋の候、
9月…初秋の候、秋涼の候、爽秋の候、
10月…仲秋の候、錦秋の候、秋冷の候、
11月…晩秋の候、深秋の候、向寒のみぎり、
12月…師走の候、初冬の候、寒冷のみぎり、
本文
挨拶状の要となる部分です。 読む人のことを考えて、出来るだけ簡潔な文章を考えましょう。 個人用では「さて、私儀」や「さて、私事」などから、企業用では 「さて、弊社儀」から始まります。 1行だけで行末から始まる場合が多いですが、最近は本文の量が増えて きており、紙面の制約上、行頭から始まってもかまいません。 その場合は「私儀」「私事」「弊社儀」は本文よりも1サイズ小さく 表記しましょう。